マイクロフォーカスX線チューブ (開放型X線管球)
X-ray Open Tubes for Industrial Applications
1982年に設立されたファインフォーカス社は、世界初の開放型マイクロフォーカスX線管球の製造メーカです。
ファインフォーカス社の工業用X線管球は、クリーニングやメンテナンスなどが容易な構造となっており、Focal Spotは5µm以下となっています。またメンテナンス後の真空引き作業において、面倒な真空封止作業が不要であり、優れたハンドリング性と長寿命を誇ります。
■密閉型管球と開放型管球の用途
密閉型X線管球はその名の通り、製造後は内部を開けることができない構造となっています。密閉型はより小さいFocal Spotを確保した高分解能のマイクロフォーカス管球がほとんどです。
密閉型は解像度が高い特徴をもちますが、像のシャープさは開放型の方が優れている傾向があり、また開放型は密閉型に比べて試料からFocal Spotの距離が構造的に短いため、高い倍率で使用する際には有利です。そのため、集積回路の検査等の超高倍率と高い分解能が要求される用途においては、開放型マイクロフォーカス/ナノフォーカス管球の使用をお奨めいたします。
研究用X線ルーム、スタンドアロンAXI(自動X線検査装置)システム、医療用X線システム、AOI/AXI複合機など、中程度の倍率および分解能が必要となる用途は密閉型が有利です。
航空手荷物検査装置などの工業用分析装置、非破壊検査装置、板厚計測装置、食品検査装置などの用途では、密閉型メタル−セラミック管球が唯一の選択肢です。
■開放型X線管球 - X-Ray Open Tubes -
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カスタム品:
●ロッド型アノード 資 料(469kB)
・直径/長さはカスタム要求に応じて製作致します。
・ビーム形状
- 360°パノラマビーム
- 180°指向性ビーム
- 40°指向性円錐ビーム |
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●お見積のご用命、お問合せ等は こちらのフォーム または電子メール info@comcraft.co.jp までお気軽にご連絡下さい。
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